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まち活project1 参加レポート

2020.02.04

20200201多文化共生ガーデン整備ワークショップ参加レポート

今回は神戸市長田区駒ヶ林で活動中の「新長田多文化共生ガーデン友の会」が主催する「多文化共生ガーデン整備ワークショップ」に参加しました。

今回はまちラボスタッフの井上と矢野がレポートします。

 

このワークショップは、震災後手つかずの空き地を多文化交流の拠点となる菜園によみがえらせるプロジェクトです。

 

新長田には阪神淡路大震災から25年を迎えた現在も未だ手つかずで管理不全に陥っている空き地がモザイク状に点在する地区があります。また新長田は多くの民族(コリア、ベトナム、中国、ミャンマー等)が定住する地域でもあり、食や祭りなど様々な文化が息づいています。パクチーやヘチマなどの作物を育て収穫し、各国の料理で多民族が交流する拠点づくりと地域の空き地対策を両立させることが目的です。

 

今回は全4回の内、初回のイベントに行ってきました!

対象の空き地は震災前、4世帯が暮らせる台所共用のアパートだったそうです。アパートは震災時に倒壊し、それから25年間空き地の状態が続いていました。

一緒に空き地整備するメンバーは、年齢や職業だけでなく国籍を超えた人たちが約30名参加者が集い、さっそく作業を開始!

 

実は今回、事前に草刈りをすると聞いていたのですが、空き地に到着すると草刈りはほとんど終了。

なんと地主の方が大量の草を一人で刈ってくれていたんです。

作業の進め方などもアドバイスをしていただき心強い助っ人でした。

軍手をつけて準備OK!釘のついた木材など危険なものを発掘した際はノコギリや釘抜きなどを使用します。(道具は準備してくださっていました)

まずは内容や目的の共有と自己紹介から。地元の小・中学生、震災前からのご近所の方、行政の方、東京からお越しの方もいらっしゃいました。

私達は「空き地が菜園に生まれ変わる姿を見てみたい」「地域のために少しでも役に立てることはないか…」と思い参加しました。

参加者の方と話をすると、「卒業論文の研究対象にしたい」「空き地活用の具体的な作られ方を見たい」「パクチーを植えたい」など様々な目的を持った人たちが集まっていました。

作業方法は、まず30名をA.大人チームB.ベトナムチームC.芸工大チームD.行政チームの4チームに分けます。そして、各チームのエリアを決め、どのチームが1番キレイにできるかを競争。ちなみに私たちはCチーム。

持ち場には地主さんが刈ってくれた草がたくさん。なんと自分たちの足より長い草ばかり。これを一人で刈った地主さん、本当にすごいです。

ゴミ袋につめると、その数なんと10袋以上!!

そして、草以外にも木材や廃材なども落ちていて、釘を抜いたり大きなトタンはノコギリで小さくしたりしました。かつて大工さんだったというご近所の方も参加し、ノコギリで大きな木材をたくさん切ってくれました。

ちなみに見つけた廃材は看板に生まれかわる予定だそう。

作業はどんどん進みます。

みんなそれぞれ自発的にやることをみつけ、作業をしていた姿が印象的でした。

もちろんチームワークもばっちり!

そして、今回のメインイベント「たからものを発掘」をしていきました。

昔の青い瓦を、子供達が”たからもの”として集めたり、レンガや貝殻、生活用品などかつての家の名残を感じるたからものが次々発掘。

そこで一度手を止め、みんなで中間発表をしました。大人チームとベトナムチームは袋にいっぱいの雑草や木の枝を集め、芸工大チームは宝物をたくさん見つけ紹介し、行政チームはブルーシートをいち早くはがしていました。

ここで一旦休憩タイム。

お茶が体に染みわたります。

後半戦はブルーシートをめくりました。

空き地は放置し続けると雑草が成長し続けてしまうので、ブルーシートを被せておく事が多いそう。でも、植物の力はスゴイ!放置し続けるとブルーシートを押しのけてグングン伸びてきてしまうんです。

今回の敷地もブルーシートの上に土や植物が乗っていたのでとても重たく、チームのメンバーだけでは、はがせません。全チーム力を合わせて「せ~の!」ベリベリベリ~!なんとかはがすことに成功。

ものすごい一体感。気づくとチーム関係なく和気藹々な雰囲気になっていました。

約2時間半に及ぶ作業もあっという間。

はじめは競争でしたが、終わる頃にはどのチームのエリアもとてもきれいに。全チームが1位ですね!終了後は「みんなよく頑張った‼」とお互いをねぎらいました…

 

最後は”たからもの”を綺麗に整理をして初回のワークショップは終了しました。

初めてお会いした方々と作業を通してお話したり、子供達の活気ある姿を見て元気をもらったりする中で、自然と自分たちが関わった空き地に愛着が湧いてきました。また今回空き地の清掃やたからも探しをする中で、「きっと前はここでこんな風に暮らしてたんじゃないかな」と、残された瓦礫から震災前の記憶をみんなで話しながら作業に関わらせていただきました。震災前とその後について考えさせられる非常に貴重で楽しい経験ができました。ありがとうございました。

 

次回は2020年2月16日(日)午後1時30分~3時で開催されます。今後あの空き地がどのように変身していくのかとても楽しみです。

 

誰でも参加可能なので是非参加してみてください。